町を襲った多数の丸太も…死者・行方不明者5098人『伊勢湾台風』から65年 被災直後の新たな映像見つかる
■週末に資料館で上映へ…風化させてはならない未来への教訓
前田さんの父親が撮影した映像には、河川敷で土のうを積む人の姿が映っていました。新川か庄内川の河川敷とみられます。
前田さん: 「様子が変わっちゃった。南区の友達は、家に帰ったら両親がいなくて、聞いたら『亡くなって、そこらの死体置き場に積んであるんじゃない』と」 映像を見て、前田さんの65年前の記憶が甦りました。 前田さん: 「親孝行できなかったもんで、父親の道楽(8ミリ撮影)が皆さんに見てもらえると思って、うれしく思っています」
想定外といわれる災害が相次ぐ今、映像には風化させてはらない未来への教訓があります。 大府市歴史民俗資料館では、今回見つかった映像を9月28日と29日に、館内で上映することにしています。