海の輝きをダイヤモンドで表現した「マリーン」コレクションに新作2本が新たに仲間入り
ブレゲ「マリーン クロノグラフ 5529」
Ref.5529BB/YD/5WV/D0 1960万2000円 スペック:自動巻き(Cal.582 QA)、毎時2万5200振動、48時間パワーリザーブ。ホワイトゴールドケース(シースルーバック)、ラバーストラップ。直径42.3mm。3気圧防水。
「マリーン レディ 9518」は2つの文字盤色を展開
今回、デビューした「マリーン レディ 9518」は、夏の海をイメージしたサンバースト仕上げのブルーダイアルと岩に砕ける波を想起させるシルバーダイアルの2つのモデルを展開している。両モデルともインデックスの12時・3時・9時はローマン数字で描かれるが、6時を除く、その他の部分には8個のダイヤモンドをセッティング。また、ベゼルにも50個のダイヤモンドがあしらわれており、腕元に目を落とせば、海面に反射する太陽の光のような美しいきらめきを楽しむことができる。
ブレゲ針を備えるゴールド製の時分針
ディテールの見どころも多く、ファセットを施したゴールド製の時分針には夜光塗料があしらわれ、先端にはアップルハンドとも称されるブランド独自のブレゲ針を装備。秒針は海上信号旗からインスピレーションを得ており、先端は国際信号機で使われるサインの「Bravo」を意味する「B」の形状でデザイン。ケース3時位置には「マリーン」コレクションの特徴ともいえる波型のリューズプロテクターを備え、ケースサイドにはブレゲのケース装飾の定番となる細かな溝彫り装飾のコインエッジが施されている。
自動巻きキャリバー591Aを搭載
コンパクトな33.8mm径のステンレススチール製ケースには、187個のパーツで構成される自動巻きムーブメント、キャリバー591Aを内蔵。耐衝撃性を追求し設計されたムーブメントであり、さらにシリコン素材のひらひげゼンマイとインライン・スイス・レバー脱進機に使用することで、高精度を実現している。職人の手作業によるギヨシェ彫りがあしらわれたゴールド製ローターなど仕上げも美しく、シースルーバックからムーブメントの姿は存分に鑑賞可能。ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを組み合わせたステンレススチール製のブレスレットは、しなやかさを追求して新たに開発されたもので、手首に心地よい快適なフィット感を約束。三つ折りのフォールディングバックルを採用し、スポーツシックなデザイン性を向上させている。
ブレゲ「マリーン レディ 9518」
Ref.9518ST/1D/S80/D001 409万2000円 スペック:自動巻き(Cal.591A)、38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径33.8mm、厚さ9.89mm。5気圧防水。 ※価格は記事公開時点の税込価格です。
Text/三宅裕丈