決勝は圧巻の強さ! 柔道66キロ級・阿部一二三、五輪2連覇を達成! 妹・詩の分まで… 苦しい戦いも乗り越え頂点を掴む【パリ五輪】
パリ五輪は現地7月28日、柔道競技の2日目が行なわれ、男子66キロ級では日本の阿部一二三が優勝。五輪2連覇を果たし、前日の女子48キロ級・角田夏実に続く金メダルを獲得した。 【画像】銀メダル以上確定!五輪連覇を目指す柔道男子66キロ級・阿部一二三を特集! 阿部は初戦となった2回戦で、ハンガリーのベンツェ・ポングラツに57秒で一本勝ち。続く準々決勝では、タジキスタンのヌラリ・エマモリを相手に鼻からの2度の出血で棄権となるピンチに陥るが、2分40秒に合わせ技で一本勝ち。また準決勝では世界ランク1位のモルドバのデニス・ビエルと対戦。本戦では決着がつかず延長の開始9秒に大外刈りで技ありを奪い、決勝進出を決めた。 そして、決勝ではブラジルのウィリアン・リマと対峙した阿部は、開始から積極的に技を繰り出し試合を優位に進める。そして、1分45秒すぎ、阿部は技ありを奪うと、2分30秒過ぎにはさらに技ありで合わせ技で一本勝ち。頂点を掴んだ。 自身の試合前にはともに五輪連覇を狙った妹・詩がまさかの2回戦負け。さらに準々決勝以降は苦しい戦いが続いたが、決勝は見事な勝利で五輪2連覇を果たした。 構成●THE DIGEST編集部
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