「緩衝地帯」設置狙いか ロシア軍のハルキウ州侵攻続く 住民2500人以上避難
All Nippon NewsNetwork(ANN)
ロシア軍はウクライナ東部・ハルキウ州への侵攻を続けていて、2500人以上の住民が避難を余儀なくされています。 AFP通信などによりますと、ハルキウ州の知事は11日、30の集落がロシア軍の砲撃を受け、住民2500人以上を避難させたことを明らかにしました。 ロシア軍は10日朝から、装甲車の支援を受けながら国境を超えてウクライナ側に入り、5つの集落でウクライナ軍との激しい戦闘がありました。 こうしたロシア軍の動きについて「ウクライナ側からの砲撃を防ぐため緩衝地帯を作ろうとしているのではないか」との見方がでています。 ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、ハルキウ州で激しい戦闘が続いていることを認めたうえで、「ロシアの攻勢を阻止し、主導権をウクライナに取り戻さなければならない」と訴えました。
テレビ朝日