宮城県職員 週休3日制を2026年導入へ 志願者減を受けて緊急対応 離職者のカムバック採用も
仙台放送
宮城県の村井知事は、週休3日制など県職員の新たな働き方を導入する方針を明らかにしました。県職員の志願者が減っていることなどを受けた緊急の対応です。 これは10月29日の会見で村井知事が明らかにしたものです。県職員は少子化や人口減少を背景に年々志願者が減少傾向でより働きやすい環境を整え、そうした状況を食い止める狙いです。週休3日制は全職員を対象に、選択制で週に4日間、定時勤務よりも長く働き、その分1日休みを増やせるようにするもので、再来年2026年4月の導入を予定しています。 宮城県 村井嘉浩知事 「休みというのは心身のリフレッシュが最大の目的。職員の仕事の効率化も図っていく。これについては人事課だけではなく、全庁を挙げてしっかり検討を進めていきたいと思っています」 宮城県はこの他にも離職した職員をもう一度採用するカムバック採用や男性職員の育児休暇取得率を100%にすること、若年層の給与改善なども掲げています。
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