石木氏、北舘氏が出馬検討/横浜町長選
任期満了に伴う横浜町長選(11月26日告示、12月1日投開票)に、青森市在住で町内の菜の花クリニック院長を務める医師の石木基夫氏(67)と、元町議の北舘英輝氏(74)が立候補を検討していることが30日分かった。両氏は近く出馬の可否を決める。 石木氏は東奥日報などの取材に、再選に向け出馬を表明している現職・石橋勝大氏(83)の高齢に懸念を示した上で「(町長を)代えなければいけない。このままでは地方創生に乗り遅れる」と強調。自らの出馬に意欲を見せる一方で「若くて生きのいい人が出るなら出馬しない。誰も出ないようなら立候補する」とも語り、今週中に結論を出す考えを明らかにした。 北舘氏は2019年から町議を1期務め、現在は立憲民主党横浜町支部長。町議時代は与党の立場だったが「石橋氏は今回、1期目の選挙と同じマニフェストを出してきた」などと、現職の町政に向かう姿勢を疑問視。ただ、「(自らの)出馬は五分五分」とし、11月1日に党県連幹部に相談した上で態度を表明する意向を示した。 町選挙管理委員会が30日、町役場で開いた立候補予定者説明会には3陣営の本人や関係者のほか、町議の野坂浩二氏(56)も出席。同氏は取材に「無投票を避けようと思い、説明会に出席した」と話したが、出馬の可能性は低いという。