《ブラジル》(令和6年春の叙勲) 外国人叙勲ブラジルから4人 西森下議、漫画協会ソニア氏ら
ソウハク・ライムンド・セーザル・バストス(75)=旭日双光章=リオ・デ・ジャネイロ州リオ・デ・ジャネイロ市在住。日伯文化協会会長。 日伯文化協会審議会員を14年間務めた後、2015年から現在まで日伯文化協会会長を務めている。協会運営や各種日本関連イベント及び教室の運営を担ってきた。リオにおける日本の存在感向上とともに、日本文化の普及、二国間関係の深化に貢献してきた。活動拠点の増設を目標に掲げ、ラランジェイラス支部の立上げを主導した。 2018年の日本人ブラジル移住110周年時には、周年事業実行委員会副委員長を務め、各種周年事業の実現に努めた。同年7月の眞子内親王殿下のリオ訪問準備に尽力し、同訪問の成功に貢献した。
アントニオ・テルオ・カトウ(69歳)=旭日双光章=パラナ州パラナヴァイ市在住。元パラナヴァイ市長。元パラナ州議会議員。元パラナヴァイ体育文化協会会長。 パラナヴァイ市長として市内の学校の教育の質を向上させるため、日本的価値観の普及に取り組み、「市長・児童賞」を2年連続で受賞。パラナ州における日系社会の地位向上に貢献した。パラナヴァイ市と愛知県豊橋市の間で教育交流が開始されると、パラナ州議会議員として二度豊橋市を訪問した。 100周年時に皇太子殿下がパラナ州を御訪問された際、日系社会を代表して謁見した。105周年記念式典の開催を単独提案して実現を主導した。また、パラナ州議として3度にわたり訪日経済ミッションに参加し、両国経済関係の強化にも尽力した。 令和5年末までの2年間は、パラナヴァイ体育文化協会会長として、コロナ禍後初となる「パラナヴァイ春祭り」を開催し、日本文化の継承及び発信に努めた。