食べ放題のお店に行きたいのですが、友人は「元が取れない」と言います。単品の方がいいのでしょうか?
友人と「食べ放題」に行くかどうかで意見が分かれたときの対処法
実は、食べ放題のお店で元を取ることは難しいといわれています。 金融庁が公表した「業種別支援の着眼点 2023(令和5)年3月」によると、平均的飲食業の原価率は30%弱~30%強に収めることが目安のようです。仮に食べ放題の料金が2500円で原価率が30%であれば、原価は750円です。 ただし、お店が提供している料理の中には原価率が高いものと低いものがあります。原価率の高い料理だけを食べれば元は取れるかもしれませんが、食べたい料理の中には原価率が低いものもあるはずです。 「元を取れない」という理由だけで友人が食べ放題のお店に行くことを拒んでいるのであれば「元を取ろうとする必要はないので、好きなものを好きなだけ食べて満足度の高い食事をすること」を提案してみてもいいかもしれません。 それでも、友人が食べ放題に抵抗があるようなら、友人の意見を尊重した方がいいでしょう。その代わり、アラカルトメニューやセットメニューが充実しているレストランを提案するなどして、自分の希望にも近い食事ができるよう考えてみることをおすすめします。
基本的には友人の意見を尊重しつつ、自分の希望にも近づけるといい
友人と食事をする際、食べ放題のお店にするかどうかで意見が分かれたときは、基本的には「元が取れないから」という友人の意見を尊重した方がいいかもしれません。 しかし、食べ放題のお店を利用することにはメリットも多く、元を取るつもりで行かなければ、満足度の高い食事ができる可能性があることも伝えてみるといいでしょう。 それでも、友人が納得しないようであれば、食べ放題のお店はあきらめる代わりに、アラカルトメニューやセットメニューが充実しているレストランを提案して、自分にとっても満足できる食事になるようにすることをおすすめします。 出典 金融庁 『業種別支援の着眼点』2023(令和5)年3月(31ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部