西日本最高峰の石鎚山で「お山開き」全国から300人の信者 御神像を頂上社へ
西日本最高峰の石鎚山では、本格的な夏山シーズンの到来を告げるお山開きがきょう始まりました。 霊峰、石鎚山の中腹には法螺貝の音が鳴り響きます。時折、雨脚が強まる中、7合目の成就社には全国各地からおよそ300人の信者たちが集まりました。 この石鎚山のお山開きはふもとにある石鎚神社本社に祀られている3体の御神像を10日間山頂に移す神事です。 信者らが見守る中、午前7時過ぎから仁・智・勇、3体の御神像が先達と呼ばれる信者の代表に背負われ、威勢の良い掛け声にあわせて境内を練り歩きました。 大分県から: 「さっきまで雨降っていたんですけど、ちょうど御神体が出てくるときになって雨がやんだんで、これも神様のおかげかなと思います。今年1年無病息災でいられるよう願いながら登ります」 その後信者らは神門をくぐり、山頂の頂上社を目指して一気に駆け上がっていきました 西日本最高峰・石鎚山のお山開きは今月10日まで行われ、石鎚神社では期間中1万人の人出を見込んでいます。