「地球の歩き方」の東北4県「みちのく」編、来年2月発行へ…岩手知事「想像以上にマニアック」
海外旅行ガイドブックとして知られる「地球の歩き方」シリーズの東北4県版「みちのく」が来年2月に発行されることになり、由良暁世編集長らが27日、岩手県庁を訪れて達増拓也知事に報告した。 【写真】完成した地球の歩き方「群馬」(10月)
地球の歩き方は1979年創刊。2020年からは国内版も発行し、東北地域が取り上げられるのは今回が初となる。
「みちのく」では、陸奥国だった青森、岩手、宮城、福島の4県を紹介し、県内33市町村を含む167市町村の情報を掲載。酒や温泉などをまとめた章のほか、グルメや文豪ゆかりの地、地元の人御用達のスポットなども深掘りされている。
由良編集長は「一家に一冊置いていただいて旅事典のように使ってほしい。地元の魅力を再発見してもらえれば」と話し、制作中のゲラを試読した達増知事は「想像以上に良い意味でマニアック。完成が楽しみ」と絶賛した。594ページで価格は税込み2750円。来年2月20日発売予定という。