『Starfield』開発中に「楽しくなくなって」辞めた…元ベセスダリードアーティストが退社理由を明らかに
Just Purkey Gamesとして『The Axis Unseen』に取り組んでいるNate Purkeypile氏は、『Starfield』開発中の2021年4月にBethesda Game Studiosを退社した理由をRedditにて語っています。 【画像全3枚】 会社が成長して楽しくなくなった Comment byu/JustPurkeyGames from discussion inIndieGaming Nate Purkeypile氏はBethesda Game Studiosに14年務めていたゲーム開発者であり、『Fallout 3』『Fallout 4』『The Elder Scrolls V: Skyrim(スカイリム)』などにワールドアーティスト・ライティングアーティストとして携わったほか、『Fallout 76』ではリードアーティストを務めました。 そんな同氏は2021年4月にBethesda Game Studiosを退社していましたが、その理由についてRedditにて語っています。『The Axis Unseen』のトレイラーを投稿したスレッドにて同氏は「多くの人々が『Starfield』について、大きすぎる、もっと小さくすべき、などの意見を持っていることは知っています」との書き出しで長文を投稿。「その多くに同意します」としたうえで、「『Fallout 3』や『スカイリム』で65~110人くらいの従業員数だった頃はベセスダで働くのが楽しかったのですが、会社がどんどん成長して楽しくなくなっていきました」と明らかにしています。 より具体的な話として、4つの傘下スタジオの約500人が関わった『Starfield』開発では会議があまりにも多く、同氏の好む開発手法ではなかったということです。 現在は『The Axis Unseen』に取り組む Purkeypile氏は「素早く行動してユニークなものを作る」ことを好むとしており、現在はJust Purkey Gamesとして『The Axis Unseen』を手掛けています。プロシージャル生成を使わない手作りでマップが『スカイリム』の約5倍の大きさであるという同作は、神秘的なオープンワールドを探索し、弓矢で怪物を仕留めていく内容になっています。 また『The Axis Unseen』は現地時間10月22日に発売予定であることが10月2日に発表され、その際にデモ版のリリースとトレイラーの公開もされていました。 『The Axis Unseen』は日本語にも対応で、Windows(Steam、GOG.com、Epic Games Store)向けに現地時間10月22日に発売予定です。
Game*Spark いわし