週末の天気 東北は引き続き厳重警戒 長引く雨で災害の危険度高い 東・西日本も大気不安定 猛烈な暑さも続く
週末も山形県など東北の日本海側では危険な状況が続く。東北では断続的に雨が降り、雷を伴って激しく降る所もありそうだ。引き続き、災害に厳重な警戒が必要となる。東日本や西日本も大気の不安定な状態が続き、土曜日までは急な雷雨のおそれがある。また、猛暑も続き、体温超えの危険な暑さになる所もありそうだ。
東北は引き続き災害に厳重警戒
東北の雨は小康状態になっているが、土日も断続的に雨が降り、雷を伴って激しく降る所もありそうだ。すでにこれまでの大雨で危険な状況となっており、弱い雨でも災害の危険度が高くなっている。引き続き、河川の増水や氾濫、土砂災害などに厳重な警戒が必要だ。
東・西日本は土曜日は急な雷雨のおそれ
一方、東日本や西日本も大気の状態が不安定で、あす27日(土)も午後の発雷確率が高くなっている。晴れ間はあるが、変わりやすい空模様で、内陸部を中心に急な雷雨に注意が必要となる。あさって28日(日)は東北に加え、北陸でも断続的に雨となるが、関東から西の雷雨の範囲は狭まり、山沿いが中心となりそうだ。
相変わらずの猛暑 暑さの蓄積で熱中症のリスク大
気温は土日も高く、厳しい暑さが続く。関東から西では昼間は35℃前後の暑さで、38℃くらいまで上がる所もありそうだ。朝晩の気温も高く、各地で熱帯夜も続いている。連日の暑さで体に負担がかかっている可能性があり、より熱中症にかかりやすくなっている。短い時間の外出でも体力を奪われる暑さが続くため、体調管理にはくれぐれも注意したい。 (気象予報士・多胡安那)