三重沖の漁船転覆、死者2人に 1人不明、捜索続く
三重県鳥羽市答志町の答志島沖で3人が乗った漁船が転覆した事故で、鳥羽海上保安部は24日、新たに男性1人の死亡を確認し、死者は計2人となった。残る1人が行方不明となっており、海保や漁協が捜索を続けている。 海保によると、新たに死亡が確認されたのは答志町の漁師西川豊博さん(76)。24日午前11時20分ごろ、答志島沖から約10キロ離れた石鏡港(鳥羽市)沖で浮いている西川さんを県の防災ヘリコプターが発見した。 同日朝、船内から救助され、死亡が確認された男性は答志町の自営業山下定宏さん(76)だったことも分かった。行方が分かっていないのは山下さんの妻美智子さん(76)。