関東 今夜にかけても雲主役 2024年最大の満月「スーパームーン」は?
今夜は、2024年最大の満月「スーパームーン」。今年の満月の中で最も地球に近づき、最も大きく明るく見える満月となります。楽しみにされている方もいらっしゃると思いますが、東京都心は空を見上げると一面曇り空。今夜、関東で「スーパームーン」は見られるのでしょうか。
今日17日の関東 南部ほど雲主役
今夜は、2024年最大の満月「スーパームーン」です。 今年の満月の中で最も地球に近づき、最も大きく明るく見える満月となります。 「スーパームーン」を楽しみにされている方もいらっしゃると思いますが、東京都心は空を見上げると一面曇り空です。 午前11時40分現在、関東は南部ほど雲が多く、北部ほど日の差している所が多くなっています。
今夜の「スーパームーン」 関東は雲の切れ間から期待
今日17日は午後8時26分に満月を迎えます。なお、東京の月の出は午後4時49分です。 関東は今夜にかけて雲の多い天気が続くでしょう。 日中は、南部ほど日差しは控えめで、北部ほど日の差す時間がある見込みです。夜は北部も雲がかかりやすくなり、広い範囲ではありませんが、北部や沿岸部では、弱い雨の降る所があるでしょう。 今夜の関東は、すっきりとした晴れではありませんが、雲の切れ間から「スーパームーン」が見られるチャンスはありそうです。 夕方以降も強い冷え込みはなく、風が心地良いでしょう。ぜひ、雲が途切れそうなタイミングを狙って、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。
「スーパームーン」とは最も地球に近い満月
今日17日は10月の満月「ハンターズムーン」です。今年2024年の中で最も地球に近づき、最も大きく、最も明るく見える「スーパームーン」となります。 なお、2024年で地球から最も遠い満月は、2月24日でした。 今日の満月は2月24日の満月に比べると、視直径が約14パーセント大きく見えます。 実際の満月を二つ並べて比較することはできないため、変化に気付くのは難しいですが、それぞれの満月を全く同じ条件で写真撮影して比較を試してみるのも面白いでしょう。 ※月は地球の周りを楕円軌道で回っているため、地球と月との距離は一定ではありません。このような理由から満月と地球の距離は毎回異なります。
日本気象協会 本社 石榑 亜紀子