いまこそ呼ぶべき!? 日本代表に推薦したい欧州組(2)予想外!? 欧州で大爆発、止められないタフな点取り屋
2026年ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選に臨むサッカー日本代表メンバーが10月3日に発表される。森保ジャパンは9月シリーズで2連勝。欧州組がメンバーの大半を占める現在の代表だが、海外で活躍する日本人選手はまだまだ存在する。今回は今こそ日本代表に呼ぶべき6人の欧州組をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照
FW:大橋祐紀(おおはし・ゆうき) 生年月日:1996年7月27日 所属クラブ:ブラックバーン・ローヴァーズ(イングランド) 24/25リーグ戦成績:7試合4得点0アシスト 2024/25シーズンも数多くの日本人選手が海外でプレーしているなかで、「一番調子の良い選手は?」と問われた時に大橋祐紀の名前を挙げる人は少なくないはずだ。 今年7月にサンフレッチェ広島からブラックバーン・ローヴァーズに完全移籍した大橋は、EFLチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)で旋風を巻き起こしている。加入初年度とは思えない適応ぶりを見せており、リーグ戦では7試合に出場して4得点と大爆発中だ。 今年8月、イギリスメディア『Football League World』は「彼は最初の1カ月半で、今後チームにとってどれほど貴重な戦力になるかを示した」と28歳のアタッカーを絶賛。「ブラックバーンの新しい日本人スターはチームをプレーオフ進出へと導く可能性がある」と、現在2位につけるブラックバーンの昇格プレーオフ行きを後押しする存在として大橋に大きな期待を寄せた。 ブラックバーンで主に1トップを務めることが多い大橋は、正確なフィニッシュワーク以外の特長でもチームに大きく貢献している。背後を突く動きや精力的なプレスによって相手守備陣にストレスを与え続け、それが結果的に自身や同僚のゴールに結びついているのだ。 1トップとして多種多様なタスクを求められるのは現在の森保ジャパンも同じ。上田綺世や小川航基といった既存戦力が最前線で結果を残しているが、いまの大橋であれば競争に割って入ることは十分に可能だろう。
フットボールチャンネル