【南アフリカ】かつてギャングが住み着いていた場所に宿泊 現地の治安に注目集まる
治安が悪いと言われる「南アフリカ共和国での旅行」の様子がX上で話題になっています。 ◆【写真5枚】過去にギャングが住み着いていた「高層タワー内部の様子」を見る 投稿したのはXユーザーの@gtb_jkさん。 当ポストは、2024年9月6日時点で3万件を超えるいいねを集めており、「行ってはいけない場所みたいなやつで必ず名前が挙がる所だ」「すごい経験しとる」「ずっと前から気になっていたけどさすがに行けないと思っていた場所」といった具合に驚く人からのコメントが続出しております。記事後半では、日本人の旅行消費額について紹介します。 ※投稿された写真は【写真2枚】をご参照ください ※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
ヨハネスブルグの高層タワーに宿泊
南アフリカでの滞在記を投稿したXユーザーの@gtb_jkさん。話題になったのはヨハネスブルグにある、ポンテタワーという高層タワーに宿泊した際の話でした。 かつてポンテタワーは高級マンションだったのですが、ギャングが住み着き「世界一高いスラム」と言われていたそう。それでも今は治安が改善されたのでAirbnbを使い、タワーの52階に宿泊した@gtb_jkさん。 タワー内部や南アフリカ最大の都市・ヨハネスブルグの様子を臨場感たっぷりに説明したのです。
タワー内部の治安に思わず目を疑う
ポンテタワー内部はエレベーター前に警備員が複数常駐。ドアが二重で守られているなど、セキュリティー面はしっかりしていたそうです。 宿泊した部屋はというと、バスルームやトイレ、寝室が2つずつある立派な部屋で1泊約1万円とのこと。 部屋はもちろんのこと、水回りも清潔。とくに注目したいのは大きいバスタブで、お湯につかってゆっくりできそうです。 ポンテタワーの52階から見た景色は圧巻で、ヨハネスブルグの様子がよく分かります。高層タワーが密集しているゾーンは、外務省が危険度レベル2を出しているヨハネスブルグのCBD(CENTRAL BUSINESS DISTRICT)だそう。 CBDでは銃器を使用した強盗が多発しており、日本人旅行者も首絞め強盗の被害に遭っているため、危険度レベルが2に引き上げられたとのこと(2024年8月28日時点)。CBDは、企業のオフィスが集積するビジネス地区だったものの、現在は治安の悪化が顕著であり、現地人もあまり近づかない場所になっているようです。 投稿者の@gtb_jkさんに南アフリカまで足を運んだ経緯を聞いてみると、「マイルが結構溜まっていたので、会社の長期休みを利用して、あまり行ったことのないアフリカのどこかに行きたいなと思っていました。観光地の評判の良さや、日程などを考慮してマダガスカルと南アフリカの2か国周遊に決めました」と話してくれました。 南アフリカでの滞在は観光名所が多いケープタウンがメインで、ヨハネスブルグは帰国前に1泊だけしたそうです。 気になるヨハネスブルグの治安については、「1泊しかしなかったので自信をもって回答はできませんが、評判通り悪いなという印象です。街は全体的に人通りが少なくて活気が感じられませんでしたし、鉄格子で厳重に守られている建物や、ゴミの散乱した道路、怪しげな人々などをタクシーの車窓から見ていると、絶対に一人で歩きたくないなと思いました」と説明。 続けて、「ただ、中心部から少し離れた高級住宅エリアのショッピングモールなどは、警備員も人通りも多かったのでエリアによってかなりムラがあると思います」と@gtb_jkさんは語ります。 ※危険度レベル2は、不要不急の渡航は止めて下さいとなっています