浮気性はなおらない?「俺は変わった」を鵜呑みにしてはいけないワケ
どんな人でも、「信用できる」とは言い切れない
「信用」を得るには、成果物と実績の積み重ねが必要 こんにちは。人生や恋愛を上手くいかせたい女性のために本質思考をアドバイスする、リアライフカウンセラーの藤本シゲユキです。 【漫画で読む】夫が自分の親友と浮気…!? 裏切り者だらけの衝撃! カウンセリングで、クライアントさんが恋愛のお悩みを打ち明けてくださった際に、「彼のことを信用していいでしょうか?」と聞かれることがあります。 大体この質問を受けるときは、客観的にお聞きしていて何も問題がなさそうな男性であることが多いのですが、だからと言って僕は「信用してもいいですよ」と答えることはできません。 なぜなら、僕とその男性の間には何も信頼関係がないですし、何も問題がなさそうと判断できたのは、統計に基づいたものであり、事実はどこまでいっても本人のみぞ知るからです。 信用とは、信用できるまでに至った成果物と実績の積み重ねが必要。だから会ったことがない人を信用することはできないですし、その人のことを信用していいとは言えないんですよね。 実際にその男性と関わっているその女性自身が、信用できるかどうかにかかっているというわけです。 相手のことを信用できないのって、大体次のどれかなんですよ。 ・信用できるまでの積み重ねがまだない ・つい相手のことを疑ってしまう ・相手に信用できない何かがある 信用とは、「この人は大丈夫」という「無条件の安心感」を抱いている状態なので、しようと思ってするものではないんですよね。つまり、信用しようと思ってするのは、ただの期待ということです。 あと、「相手の誠実さを推し量るにはどうしたらいいですか?」というご質問を受けることもよくあるのですが、本当に相手が誠実かどうかを確認するには、どうしても時間が必要です。たった2~3回ぐらい会った程度で、相手の誠実さを推し量ることはできません。最低でも半年~1年の期間は必要になると思った方がいいでしょう。
浮気の話をすると、相手の誠実さが見えてくる
簡易的な方法で相手を見抜くこともできる とはいえ、簡易的に不誠実な人間を見抜く方法はありますから、その手段をお伝えさせていただきます。 最初の段階で、「浮気する人、ホント無理」とか「浮気されたら絶対別れてきた」というように、浮気に対する嫌悪感を相手に示して、その反応を見るんですよ。 浮気経験者や常習者なら、顔が半笑いになったり、引きつったり、真顔になったりして、一瞬おかしな間ができます。逆に、浮気しない人だったら、「俺もそういう人は嫌だなあ」「したことないからする人の気持ちが分からない」というように、何らかの返答が返ってきます。 ただ、これはあくまでも簡易的な方法になるので、嘘をつくのが上手い人間だと、平然と「浮気したことない」と言ってきますから、よほど人を見る目に長けた女性じゃないと、この場合は難しいです。 あと、浮気をしない人でも、ちゃんと向き合ってくれる人かどうかは話が別なので、そういった意味でも誠実さを推し量るには時間が必要だと言えるでしょう。誠実さって浮気をしないだけじゃなく、嘘つかない、向き合ってくれるのも込みなんですよね。 こういうことを書くと、「今まで不誠実だった人が誠実な人間に生まれ変わることはあるのか?」という疑問を持つ方も、少なからずいらっしゃるはずです。 実は、今回のコラムで一番言いたかったのがこの部分なんです。結論からお答えさせていただきますと、生まれ変わることはあります。 しかし、そのケースは宝くじで高額当選を果たすぐらい確率が低いと思った方がいいでしょう。