ドラえもん、万博日本館の解説役「就任」…日本の伝統技術やものづくりを紹介
経済産業省は23日、2025年大阪・関西万博の日本政府館(日本館)で、展示内容の解説役に「ドラえもん」を採用すると発表した。世界的な知名度を生かし、日本の伝統技術を国内外に発信する。 【写真】日本館で紹介する月探査機「SLIM(スリム)」の展示のイメージ
日本館には、「循環」がテーマの3エリアを設ける。ドラえもんはものづくりのエリアに登場し、日本の伝統技術をドラえもんが説明するパネルなどを設置する。
大雨で流れる「流れ橋」や、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月探査機「SLIM(スリム)」の模型を展示する。流れ橋の橋桁やSLIMの脚部のように再利用や安全性の強化を目的として、あえて一部を壊れやすくして衝撃を緩和する技術を紹介する。
日本館では、光合成で二酸化炭素(CO2)を吸収する藻類に扮(ふん)したサンリオキャラクター「ハローキティ」の展示も予定している。