GWの高速渋滞予測 中央道下りで3日に最大45キロ
下り線は5月3~4日、上りは3日に渋滞ピークに――。NEXCO中日本(中日本高速道路株式会社)は27日までに、4月28日から5月7日までの連休期間中の中日本地域の高速道の渋滞予測情報をまとめました。期間中、上下線の10キロメートル以上の渋滞は99回、うち30キロメートル以上の渋滞は8回と予測。混雑を避けるために旅行の日程や出発時間をずらすなどの工夫を呼び掛けています。 【動画】年末年始や大型連休…高速道路の渋滞はなぜ起こる?
東名は伊勢原バスストップ付近で35キロ
渋滞予測期間と対策のポイントは、(1)特に渋滞が発生すると予測されるのは5月3日~5日の間、(2)渋滞を避けるために分散して高速道を利用するなど工夫をする、(3)出発前や高速道利用中も最新の道路交通情報を活用して渋滞を避ける――などです。 予測によると東名、中央道などの高速道は10日間の期間中、下り線は10キロメートル以上の渋滞が39回発生。特に3日と4日は各9回発生し、両日ともこのうち2回は30キロメートル以上の渋滞になる見込み。5日も10キロメートル以上の渋滞が8回予測されます。 上り線は同期間中、10キロメートル以上の渋滞が60回発生。特に3日は16回に上り、4日は11回、5日は10回の見込み。このうち4日に1回、5日に2回、6日に1回は30キロメートル以上の渋滞になると予測しています。 30キロメートル以上の渋滞の発生予測地点は、下り線で東名高速(東京→名古屋方面)の伊勢原バスストップ付近(神奈川県伊勢原市)で5月3日午前7時と5月4日午前7時に、いずれもピーク時35キロメートルの渋滞が予測されています。 同じく下り線の中央道(東京→名古屋方面)では相模湖IC付近(神奈川県相模原市)で5月3日午前6時に45キロメートル、5月4日午前7時に40キロメートルの渋滞予測です。 上り線は東名高速(名古屋→東京方面)の大和トンネル付近(神奈川県大和市)で5月4日午後6時に35キロメートル、5月5日午後5時に40キロメートル、5月6日午後5時に35キロメートルの渋滞を予測しています。 同じく上り線の中央道(名古屋→東京方面)は小仏トンネル付近(神奈川県相模原市)で5月5日午後4時に30キロメートルの渋滞予測です。 昨年の連休10日間に比べると、10キロメートルの渋滞は下りで6回、上りで1回、合計7回増える見込み。このうち30キロメートル以上の渋滞も上下線で各1回、合わせて2回増えると見られています。