GWの高速渋滞予測 中央道下りで3日に最大45キロ
出発時間の繰り上げも渋滞回避に効果
出発時間の繰り上げなどの効果について、昨年の連休中5月5日の静岡IC→東京IC間の実際例を紹介。静岡を午後4時に高速道で出発した場合は、渋滞のため東京まで3時間26分かかったが、午前7時に繰り上げて出発の場合は東京まで1時間43分と渋滞時の半分の通常タイムで行けた、としています。 このほか渋滞緩和につながる対策として(1)上り坂での速度の維持。上り坂で速度が落ちると渋滞が発生する、(2)ブレーキ操作が多くなると渋滞が発生するため、車間距離を十分取る、(3)渋滞時に頻繁に車線を変えると逆に渋滞に拍車をかけるので、車線変更は控える――などを呼び掛けています。 NEXCO中日本は、期間中に混雑が予想される主な休憩施設として諏訪、談合坂、駿河湾沼津、浜松、岡崎、養老、恵那峡など多数のSAを挙げています。北陸道は武生SAなどを除き大きな混雑は予想されていません。
---------------------------------- ■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説