【12球団4番打者成績一覧】開幕ダッシュに成功した4番はOPS1.1超のWBC戦士!
プロ野球が開幕して、14日終了時点でセ・パ両リーグともに5カードを消化。各球団がすべての球団と対戦した。セ・リーグでは昨年最下位だった中日が首位に立ち、パ・リーグではソフトバンクが首位に立っている。 【パ・リーグ新加入選手一覧】 いわゆる開幕ダッシュに成功したチーム、失敗しているチームに分かれたが、個人成績でも明暗は分かれている。各チームで、ここまで最も多く4番でスタメン起用された選手、12人の成績を並べてみた。 <巨人・岡本 和真内野手(智辯学園出身)> 打率.389 本塁打3 打点12 OPS1.153 得点圏打率.500 打率トップだったのが巨人の岡本和。出塁率と長打率の和であるOPS、得点圏打率もトップと、12球団の4番のなかで、もっとも開幕ダッシュに成功した1人だろう。 <オリックス・セデーニョ内野手> 打率.306 本塁打4 打点9 OPS.983 得点圏打率.071 本塁打部門で4本とトップだったのは、パ・リーグ4連覇を狙うオリックスのセデーニョだった。4月10日の楽天戦では1試合2発を放っている。当初は頓宮 裕真捕手(岡山理大附出身)や森 友哉捕手(大阪桐蔭出身)も4番に座っていたが、最近はセデーニョが起用されている。 <ソフトバンク・山川 穂高内野手(中部商出身)> 打率.222 本塁打3 打点16 OPS.800 得点圏打率.231 打点でトップだったのはソフトバンクの山川。打率こそ低いが、13日の古巣・西武戦で史上2人目となる2打席連続の満塁弾を放って一気に打点を稼いだ。 <ヤクルト・村上 宗隆内野手(九州学院出身)> 打率.286 本塁打1 打点2 OPS.864 得点圏打率.300 <中日・中田 翔内野手(大阪桐蔭出身)> 打率.292 本塁打2 打点10 OPS.792 得点圏打率.308 <西武・アギラー内野手> 打率.278 本塁打2 打点7 OPS.794 得点圏打率.263 <楽天・浅村 栄斗内野手(大阪桐蔭出身)> 打率.173 本塁打1 打点4 OPS.576 得点圏打率.200 <日本ハム・マルティネス捕手>(※一塁手、指名打者として起用) 打率.114 本塁打1 打点5 OPS.500 得点圏打率.200 「令和の三冠王」ヤクルト・村上は開幕54打席目でようやく1発が飛び出した。中日・中田は移籍1年目でどっかりと4番に座り、首位中日打線を支えている。 楽天の浅村はまだ本来の姿ではないようで、苦しんでいる。西武、日本ハムの助っ人4番もまだまだこれからといったところか。 実はまだ本塁打が出ていない4番が4人いる。