『ダークナイト』のジョーカー役もオファーされていた!?ホアキン・フェニックス、新作撮影をまた降板
この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。 編集者クロエの関心ごと。映画『ジョーカー:フォリー・ア・ドゥ』の主演俳優ホアキン・フェニックスが、撮影中に何度も現場を離れようとしたという噂が浮上している。オスカー俳優でもある彼が、こんなにも不安に駆られる理由とは? 【動画】ステファニーと呼ぶか、ガガと呼ぶか迷って、レディー・ガガに尋ねるホアキン・フェニックス! プロデューサーのクリスティーン・ヴァションは、「これは悲劇だ」と語った。その"悲劇"とは? ホアキン・フェニックスが、撮影開始まであと5日という土壇場でプロジェクトを降板したという。この決断は、監督トッド・ヘインズとそのチームに大きな衝撃を与えた。「映画のセットは、すでに(メキシコの都市)グアダラハラで完成していた」とエンタメサイト「IndieWire」は明らかにした。さらに困ったことに、現時点でホアキン・フェニックスの代役を見つけるのは不可能とされ、損失額は数百万ドルに達する見込みだとか......。
怖気づく
一体、彼の頭の中で何が起きたのだろうか? ホアキン・フェニックスにプロジェクトを降りる理由など、見当たらないようにも思える。メキシコへ逃避行するゲイカップルのラブロマンスを描いた、とある刑事を題材にした映画は、そもそも彼自身がアイデアを出したものだった。それだけでなく、長編映画の脚本作りにも深く関わっていたとか。それなのに、突然の降板。理由がわからず、困惑するばかりだ。そんななか、雑誌「バラエティ」がとある匿名の情報源の話を引用した。「ホアキン・フェニックスは、ただ単に怖気づいてしまったのじゃないか」とのこと。一体どういうこと......? 映画の過激なセックスシーンにホアキン・フェニックスが気後れしたのではないかという声もある。一方で、彼自身がその過激なシーンのアイデアを出したという話も......。とにかく、混乱が続いている。しかし、本人が真実を明らかにすることはなさそうだ。この件についてヴェネツィア映画祭で質問された際、当の本人は明言を避け、「クリエイターたちは自らの視点を語るために存在するわけではない」とだけ述べたという。