雨の夏至祭、白装束姿の男女200人が海でみそぎ…参加した会社員「心が洗われるようだった」
三重県伊勢市の二見興玉(おきたま)神社で21日早朝、夏至祭が営まれ、下帯や白装束姿の男女約200人が海に入り、身を清めた。
伊勢神宮参拝前に海水を浴びて心身を清める風習にちなみ、神社の沖にある夫婦岩の中央から朝日が昇る夏至に祭典を行っている。
雨天で日の出は拝めなかったが、参加者らは空が白み始めた午前4時半頃から海に入り、大祓詞(おおはらえのことば)を唱えてみそぎを行った。横浜市の会社員(31)は「雨で寒かったが、海に入って夫婦岩を間近に見ると心が洗われるようだった」と話した。