ピルロ、スコールズらも抑えてメッシが《史上最高のパサー》? 400超えのアシスト数が示す圧倒的なキック精度
史上最高のパサー・ランキングで1位評価
現在アメリカのインテル・マイアミでプレイするFWリオネル・メッシは、FWクリスティアーノ・ロナウドとともに多くのゴールを決めてきたゴールマシーンだ。 ただ、メッシの場合は優れたパサーでもある。クラブ、アルゼンチン代表での数字を合わせると、これまで記録したアシストの数は400を超える。特に年齢を重ねてからはパサーとして動く時間を増やしており、中盤からゲームメイクする機会が目立つ。 そんなメッシは、『サッカー史上最高のパサー』なのだろうか。今回英『GIVE ME SPORT』が『パサー・ランキング』なるものを作成しているが、その1位にはメッシが選ばれている。 得点数が大きな比較材料となるアタッカーとは異なり、パサーの優劣をつけるのは難しい。チャンスメイカー型のパサーもいれば、中盤の底からゲームを組み立てるタイプのパサーもいるからだ。とはいえ、400を超えるアシストを記録してきたメッシのパス能力がずば抜けているのは確かだ。 今回のランキング上位11名も、様々なポジションから複数タイプの選手が選出されている。 11位:アンドレア・ピルロ 10位:トニ・クロース 9位:セルヒオ・ブスケッツ 8位:ジネディーヌ・ジダン 7位:メスト・エジル 6位:ミカエル・ラウドルップ 5位:ポール・スコールズ 4位:ケビン・デ・ブライネ 3位:シャビ・エルナンデス 2位:ペレ 1位:リオネル・メッシ ランキングに関してはサッカーファンの間でも意見は分かれるだろう。スコールズやピルロは中盤の底から正確無比なパスで攻撃陣をコントロールするタイプで、メッシとはタイプが異なる。このあたりの優劣をつけるのは難しいが、メッシの1位評価を世界のサッカーファンはどう受け止めるか。
構成/ザ・ワールド編集部