BYD 新型「アット2」間もなく発表か 全長4.3m、コンパクトSUV追加
アット3の弟分 今春発表か
中国の自動車メーカーであるBYDは、新型EVの「アット2」を今年後半に発売する予定だ。中国当局へのホモロゲーション申請に際し、その姿が明らかになった。 【写真】BYDから新たな小型クロスオーバー登場!【新型車と現行アット3を写真で比較】 (20枚) 前輪駆動の小型クロスオーバーで、中国では「元アップ(Yuan Up)」の名で販売される。BYDの第3世代プラットフォーム「eプラットフォーム3.0」をベースにしており、ドルフィンとアット3の中間に位置することになる。 2025年には欧州にも導入される見込みだが、具体的な時期や価格は明らかではない。 中国工業情報化部が発表した情報によると、ボディサイズは全長4310mm、全幅1830mm、全高1675mmで、中国で「元プラス」として販売されているアット3よりやや小さい。 パワートレインはドルフィンと同等で、最高出力95psまたは176psの電気モーターをフロントに搭載する。バッテリー容量は32.0kWhまたは45.1kWhで、中国のCLTCテストサイクルでの航続距離は300~400kmとなる。 車両重量は、仕様によって1430kgから1540kg。 BYDは新型車のテストを完了しており、正式発表は3月と予想される。
グレッグ・ケーブル(執筆) 林汰久也(翻訳)