本田望結が1日駅長 大阪・JR京橋駅でホーム転落防止訴え
本田望結が1日駅長 大阪・JR京橋駅でホーム転落防止訴え THE PAGE大阪
JR西日本の「ホーム転落防止キャンペーン」のイメージキャラクターを務めるタレントの本田望結(11)が11日、大阪市都島区のJR京橋駅の1日駅長を務めた。また、同駅には同日から、駅員の目の届かない場所などで著しく蛇行して歩いている人がいて対応が必要な場合、遠隔操作している人から駅へすぐに連絡するという「遠隔セキュリティカメラ」が同社で初めて導入。その使用開始セレモニーでも本田がお守りを渡すなどし、新たな安全システムのスタートに花を添えた。
本田1日駅長「ホーム転落防止」訴え
同社によると、本田は駅のホームにおける安全対策の一環として、夏期の「ホーム転落防止キャンペーン」でイメージキャラクターを務めているという。お酒に酔ったり、暑さによる体調不良など、利用者に注意を動画やポスターで呼びかけているという。 そんな本田が、JR京橋駅に登場。同駅の立野照司副駅長から1日駅長の委嘱状をわたされると、笑顔でそれを受け取り、タスキもかけられた。 本田は「1日駅長の本田望結です。ホームでの事故が起こらないように取り組んでいます。駅員さんたちもお声がけしたりしているんですけど、お酒を飲みすぎちゃったり、体調不良だったりが原因でちょっと(ホームで)事件があります。でも、その中でみなさんが気をつけて頂ければもっともっといいと思います」とあいさつした。
遠隔セキュリティカメラシステムが京橋駅に導入
また、同駅に導入された遠隔セキュリティカメラシステムが導入されたため、その導入セレモニーにも本田は参加した。 このカメラシステムは同社で初めて導入されるもので、遠く離れた警備事務所で、同駅の防犯カメラをチェック。著しく蛇行している状態の人、ホームやベンチで長時間の座り込み、ホーム端から線路内への侵入など、現地対応が必要な場合に、事務所から同駅に異常発見の警報を送る形となる。駅員の目が届かない個所もこれでカバーできる仕組みとなる。 本田は警備関係者に自身のサイン入りの「お守り」を手渡し、安全にすごせる駅を目指して一歩を踏み出した同駅関係者のスタートに花を添えた。