アイナ・ジ・エンド 全身全霊!の初武道館 一夜限りのスペシャルライブに元BiSHメンバーも駆けつけた
ガールズバンド・BiSHの元メンバーで歌手のアイナ・ジ・エンド(29)が11日、自身初となる日本武道館公演「ENDROLL」を開催した。2023年6月に解散したBiSHとして夢に掲げるも成し遂げられなかった武道館ライブを、ソロとして実現。一夜限りのスペシャルライブで、客席を埋め尽くした老若男女を酔わせた。 【写真】ステージ上で七変化!スペシャルライブを繰り広げるアイナ・ジ・エンド 8年間のグループ活動で立つことができなかった悲願のステージで、全身全霊のパフォーマンスを魅せた。せり上がりから姿を見せたアイナは、レザージャケット&赤髪姿で「武道館よろしく!今日はバカになろうぜぇ!」と開幕宣言。ドスの効いたハスキーな歌声を自在に操り、冒頭からセクシーで怪しい“アイナワールド”を展開した。 悲願を達成する盟友の勇姿を目撃するため、元BiSHのリンリン(現MISATO ANDO)、アユニ・D、モモコグミカンパニーも駆けつけた。元メンバーや観客からの声援を糧に、代表曲「Frail」や新曲「ハートにハート」など全22曲を熱量たっぷりにパフォーマンスした。 中央のステージに寝っ転がり、「すごい。武道館の天井高いよ?皆寝てみると良いよ。国旗がある。日本武道館来たって思ったわ」としみじみ。ソロとして武道館をかなえ、「清掃員(BiSHのファンネーム)と過ごした8年間があったから今ソロとして歌って踊れている」と感謝した。 アンコールでは、1月から7都市10公演を巡る全国ツアー開催を発表。「自分の人生と歌はすごく関係している」という理由から、8月に年齢を公開したばかり。12月に30歳を迎えて一発目のツアーとなるが、今後について「自分の人生はどうなるか分からないけど、アイナ・ジ・エンドはずっと歌ってくれる存在だって安心してほしいです」とメッセージした。