「悲惨なイニングだ」米記者も唖然…ヤ軍エース右腕が一塁ベースカバーを怠慢→同点招く痛恨プレーにヤ軍ファン頭抱える「オーマイガー!」
試合の潮目が変わった瞬間だった。 現地10月30日、MLBロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースのワールドシリーズ第5戦がヤンキー・スタジアムで行なわれており、5点ビハインドのドジャースが5回表に一挙5点を奪い追い付いた。ヤンキース先発ゲリット・コールの”怠慢プレー”に地元ファンが頭を抱え、米記者は鋭く批判している。 【動画】同点招いたコールの痛恨ミス…ヤ軍ファンも激怒 完全にヤンキースの流れだった。初回に主砲アーロン・ジャッジの今シリーズ初の2ラン、ジャズ・チザムJr.の2者連続アーチで3点を先制。2回にアレックス・バードゥーゴの適時打で加点すると、3回にはジャンカルロ・スタントンが右越えソロを放ち、ヤンキースが序盤で5点をリードする。 投げては先発のコールがドジャース打線を4回までノーヒットに抑えるパーフェクトピッチングで付け入る隙を一切与えなかった。 しかし、だ。5回にドジャース先頭のキケ・ヘルナンデスがチーム初ヒット、続くトミー・エドマンの打球を中堅ジャッジがまさかの落球、8番ウィル・スミスの内野ゴロを遊撃アンソニー・ボルピーの悪送球で無死満塁のピンチを招く。味方の守備に足を引っ張られたコールだが、ここからギアを一段階上げてギャビン・ラックス、大谷翔平を連続で空振り三振に仕留める。2アウトまでこぎ着け、ムーキー・ベッツをスライダーで一ゴロに打ち取り無失点...と思われたが、コールがベースカバーを怠り内野安打に。ドジャースに1点が入った。 すると、ここからガラリと流れが変わる。3番フレディ・フリーマンの中前打でさらに2点を返すと、なおも2死一、三塁でテオスカー・ヘルナンデスの中二塁打でランナー2人が生還。コールに手も足も出なかったドジャース打線が5点を奪い、試合を振り出しに戻した。 試合を生中継しているフジテレビで解説を務めているヤクルト、ソフトバンクでプレーした五十嵐亮太氏は一塁ベースカバーに間に合わなかったコールについて、「ピッチャーのミスですね」と言及。結果的に同点を招いた痛恨のプレーだと補足した。 五十嵐氏と同じく米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者も自身のXで「ゲリット・コールは絶好調だった。だがその後、彼の守備は失速した。ドジャースはミスを見逃すチームではない」と同じシーンを指摘。「ヤンキースにとって悲惨なイニングだ」と一刀両断した。 米メディア『Barstool Gambling』の公式SNSでは、パブリックビューイングで観戦しているヤンキースファンのリアクションが話題だ。5回表、絶体絶命のピンチをしのぎ攻守交替かと思われたが、エース右腕がベースカバーせず1点を与えたことに「No!!!」「オーマイガー!」「クソ野郎だ」と絶叫。顔を紅潮させながら、頭を抱える姿に「ヤンキースファンはコールが一塁を守らなかったことが信じられない」と綴り、罵声を浴びせるシーンを投稿した。 1イニング5失点を喫したコールだが6回もマウンドに上がり三者凡退に抑えると、その裏に打線が1点を勝ち越し、6対5とリードした。7回もマウンドに上がったコールは、大谷と4度目の対戦。ここまで中飛、左飛、空振り三振に封じている日本人スターを遊ゴロに仕留めてノーヒット。このあとベッツは抑えたがフリーマンに四球を与えたところで右腕は降板した。 5回に自滅した以外、圧巻のピッチングを続けたエースに本拠地ファンは労いの拍手を送った。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「頭ひとつ抜け出している」大谷翔平の妻・真美子さんが奥さま会で披露した“並外れたスタイル”にネット驚嘆!「モデルさんみたい」「綺麗でカッコイイな~」
- 「暴行を美化している」ベッツの手を掴んだNYファンを「素晴らしい人だった」と紹介した記者に批判殺到、ド軍担当記者も「なぜ英雄のように扱うのか」と疑問視
- 「3年前、なぜヤンキースはフリーマンと契約しなかったのか?」NY紙が報道「理由がようやく明らかになった」
- 「恥を知りやがれ!」ベッツへの暴挙に及んだヤ軍男性ファン2名の“強制退場シーン”に非難沸騰!「称えている者がいる」「これは傷害事件だぞ」
- 「断じて容認しない!」ヤンキースがベッツへの暴挙に出た男性ファンたちに“出禁処分”を通告!「一線を越えてはならない」