3番、ティーショットを放つ馬場（撮影・足立雅史）

＜国内女子ツアー：樋口久子・三菱電機レディース＞◇第2日◇26日◇埼玉・埼玉・武蔵丘GC（6650ヤード、パー72）◇賞金総額1億円（優勝1800万円） 　国内ツアーでプロ転向後2戦目の馬場咲希（19＝サントリー）は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算5アンダーの139となり、23位に後退した。前日を終えてトップと1打差2位だったが、単独首位だったイ・ミニョン（韓国）が左足痛により棄権。馬場はトップで出る形となるも、ショットが安定せずスコアを落とした。最終日の巻き返しを期す。 　　　　◇　　　◇　　　◇ 　馬場は1番パー5でバーディーを挙げて単独首位に立つも、その後、リズムを崩した。3番パー4で「普通にミスっちゃった感じ」と振り返った第1打は左へOB。このホールでダブルボギーをたたくと、続く4番パー3も第1打がバンカーに入りボギーとなった。 　それでも気持ちを切らさずプレーすることを心がけたが、バーディーパットがなかなか決まらず「1日中リズムがつかめず、という感じでした」と振り返った。 　国内プロデビュー戦となった2週前の富士通レディースは、最終日に崩れて14位だった。プロテスト合格者としてツアー最速優勝タイ記録が懸かる今大会は、トップの岩井千怜に7打差で最終日を迎える。「今日悪いものを全部出したと思い、切り替えて頑張りたい」と挽回を誓った。