オリックス・岸田護監督、守護神平野に「当然、期待はしている」
オリックス・岸田護監督(43)が4日、平野佳寿投手(40)をクローザーとして計算していることを語った。 「当然、期待はしている。そこ(守護神としての起用)を思っている」 平野は昨年5月に右肘の張りで出場選手登録を抹消され、その後もコンディション不良などで再昇格はなし。米大リーグからNPBに復帰した2021年以降では自己最少となる12試合登板で、1勝1敗、7セーブ、防御率4・22だった。 平野より2学年上の指揮官は同期入団で、現役時代には合同自主トレーニングを行うなど、お互いをよく知っている。昨季途中から守護神を務めたマチャドも候補の一人だが、特別な存在であることに変わりはない。昨年は度重なるけがに泣いただけに「無理はさせられない」としつつ、万全な状態なら信頼して平野をマウンドに送り出す。(織原祥平)