「ウソでしょ?ガソリンって無色透明じゃないの?」「意外な色だね」軽油・灯油と色を比較!
クルマに日常的に乗る人なら、多くの人が行うであろう作業が、ガソリンスタンドでの給油。エンジンの種類によって必要な油種も異なるのだが、では、ガソリンや軽油に色が付いているという事実は、ご存知だろうか? 油種の違いで異なる色の意味について解説していこう。 【画像】「めっちゃ意外」見たことなかった…ガソリン・軽油・灯油の色
ガソリンスタンドで入手できる主な油種
普段、マイカーなどに給油する際に立ち寄るガソリンスタンド、ここで車両に給油できる油種は、皆さんご存知のとおり、ガソリン(ハイオク/レギュラー)、軽油の3タイプ。まずは、それぞれの特徴を知っておこう
ハイオク(無鉛プレミアム)ガソリン
ハイオク、あるいは無鉛プレミアムと呼ばれるものは、ガソリンの一種で、レギュラーガソリンと比べてオクタン価が高いのが特徴。オクタン価が高いと、異常燃焼によるノッキングが発生しにくく、スポーツカーやターボ車など、高性能な車両で指定される油種となる。また、欧州車などの輸入車にも、ハイオク指定の車種が多い。 ガソリンスタンドでは、黄色いノズルがハイオクとなっているので、判別がしやすいだろう。ただ、ハイオクガソリンは、レギュラーガソリンよりも性能がいい分、高価な設定となっている。だいたいレギュラーガソリンよりも10~15円ほど割高の場合が多い。
レギュラーガソリン
日本では、多くのガソリン車が利用する、レギュラーガソリン。ハイオクに比べて割安な価格となっており、普通、ガソリンと言えば、このレギュラーガソリンを指すことが多い。ハイオクに比べるとオクタン価は低いが、レギュラー指定のクルマに給油し、通常利用する上で何か不満や不足を感じることはまずないだろう。 広い意味では、レギュラーもハイオクも、同じガソリン内での区分となり、両者を入れ間違っても、深刻な事態に発展する可能性は低いと考えられる。
ディーゼル(軽油)
その名の通り、主にディーゼルエンジン用として利用される油種が、ディーゼル(軽油)となる。発生しやすい間違いとして、軽油という名前から、軽自動車(ガソリン車)に給油してまうという誤解だ。 セルフのガソリンスタンドで発生しがちな事態だが、当然ながら、軽自動車(ガソリン車)は、名前に軽がついていてもガソリン指定となるので、軽油を入れるのは間違い。誤って給油した場合、エンジン停止となる可能性が高い。