「ウソでしょ?ガソリンって無色透明じゃないの?」「意外な色だね」軽油・灯油と色を比較!
灯油
灯油は、原油から生成される石油製品であるという点では、ガソリンやディーゼル(軽油)と出自は共通している。家庭用のストーブなどでに使用されるのが一般的で、ガソリンスタンドでも、ポリンタンクに入れて購入が可能だ。
ガソリン・軽油・灯油、間違いやトラブルを防ぐためあえて着色
ガソリンスタンドで頻繁にガソリンや軽油を給油することはあっても、実際の液体を見る機会はそう多くないだろう。なんとなく、ガソリンも軽油も、無色透明というイメージを持っているのではないだろうか? 実はこれ、半分正解で、半分誤りでもある。 というのも、ガソリンは精製された状態では無色透明、軽油は無色透明から淡い黄色なのだが、間違って取り扱わないないよう、それぞれ着色されている。ガソリンはオレンジっぽいピンク、軽油はグリーン、そして灯油は無色透明となっている。 並べて見ると、油種によって色が全く異なっているのがわかる。ただし、照明や光の加減で見え方が多少ことなる場合があるので、ご留意いただきたい。 使用する車両のタイプなどに応じて、適切な油種を選ぶことは、愛車を末永く大切に乗る上でも重要なポイント。燃料を直接見る機会は少ないかもしれないが、万が一の状況でも判断がつくよう、覚えておいて損はないだろう。 また、複数の人が乗るようなクルマの場合、給油口などにステッカーで、油種を張っておくと、トラブル回避に役立つはず。利用してみてはいかがだろうか? ※当記事で紹介している油種の色は、現在の一般的なものを対象とした目安です。100%の判断を保証するものではありません。また、ガソリンや軽油、灯油は、消防法の規定にもどづいて取り扱って下さい。