夏のベルト選びには、素材に着目することが大切だ

汗ばむ季節にも、ブレスではなくベルトを楽しみたい。そんな時計ユーザーも少なくないだろう。季節に応じてベルトの種類を変えながらお気に入りの時計を楽しむためには、素材の選択が非常に大切だ。そこで本記事では、夏におすすめのベルト素材を二つピックアップ。2回に分けてその魅力をお伝えしていく。 【画像】価格帯別！ラバーベルト採用の6月新作時計3選 第1回は高耐性で使いやすい夏の定番、ラバーベルトだ。

高耐水性、リーズナブル、手入れがラクなラバーベルト

ラバーベルトと聞くとカジュアル系やミリタリー系のイメージが強いものの、意外にもオーデマ ピゲやウブロなどの高級ブランドでも採用されている。スポーツ系モデルに抜群の相性をもつのはもちろん、デイリーユースの時計から高価なものまで様々な時計に合わせられるのがメリットだ。 あらゆる素材のなかでも随一の高耐水性を誇り、比較的価格がリーズナブルなものが多いのも大きな特長のひとつ。中性洗剤で丸洗いできるものもあり、汚れても手入れが非常にラクなのも魅力的だ。

ZEALANDEラバーストラップ

■ともにFKMラバー。ベルト幅は時計モデルに合わせて多サイズを展開。各2万9700円

ここからはそんな夏の相棒、ラバーベルトの編集部おすすめモデルを紹介する。 強度や弾力性、温度変化や経年変化への耐性に優れるFKMラバーを採用したベルト。ロレックス、オメガ、チューダーなどの著名ブランドの時計に合うように特別に設計されている。また、ABS樹脂製のコアを内部に包み込み、時計ケースとの強固な接続を確保している点も見逃せない。

専門メーカーならではのこだわりのディテールにも注目だ

ベルトのつなぎ目部分に注目。湾曲した形状によってベルトの端とケースの間の空間をなくして装着感を高めている。シンプルなルックスながら、細部までこだわり抜かれた上質なラバーベルトだ。