「ラストマン・スタンディング」（LMS）ベルトが懸けられた、5分5Rマッチで対戦する朝倉未来と平本蓮

　2024年7月28日（日）さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents 超RIZIN.3』の記者会見が、20日（土）都内にて行われた。 【写真】饒舌な平本蓮 　メインイベントのRIZINフェザー級（66kg）5分3Rで対戦する、朝倉未来（ジャパントップチーム）vs.平本蓮（剛毅會）は、完全決着をつけるために特別ルールで行われることが発表された。 　試合は5分5R、各ラウンド10点方式による採点で優劣をつける（ラウンドマスト＝通常のRIZINでは3Rを通しての判定）。3Rまでに決着がつかなければそこまでのスコアをオープン（※その時点でどちらが有利か分かる）。そして5R終了時にスコアが同点だった場合、トータルで優劣をつけ、どちらか一方を支持するマスト方式で勝者を決める。 　RIZIN史上初の5Rになったことについて聞かれた朝倉は「5Rでも無制限でも何でもいいですよ、俺は。1Rから思い切りいきます」と、5Rもかからないと言わんばかり。それに対して平本は「5Rの方が得意だと思います」と、5Rの試合展開を組み立てていくようだ。 　朝倉は「試合のモチベーションはずっと高く、この4～5カ月ずっと追い込んできたので」と試合に対するモチベーションは最高潮のようだが、毎週のように行われるプロモーションイベントに関しては「ぶっちゃけ、めんどくさいですね」と苦笑。しかし「でも、どこかで初めて知る人もいると思うのでこれは選手の役目かなということと、今回の4万人の景色は僕も初めて見るんですけれど、THE MATCHを超えるっていう、50万件以上、そこも挑戦だと思うのでそこにも挑んで試合も勝ってってところを目指しています」と、2022年6月19日の『THE MATCH 2022』のPPV契約件数を抜くことを目標にしていると話した。 「チケットの売れ行きも凄かったみたいなので、期待している人が多いのかなと思っていますね」と、大会へ向けての盛り上がりを感じるという朝倉。 　一方、平本はフィジカルトレーニングの強化で肉体改造していることを公にしており、「正直言ってアイルランドに行ってフィジカルが全く足りないなって痛感したので、帰ってからずっと山田崇太郎さんに見てもらおうと思って。けっこうキツい練習ではあるんですけれど、勝つためにやらないといけないなっていうので。この試合に勝つためもそうだし、次に続いていく試合も全部やらないとなっていう。当たり前のことなんですけれどそれに気付けたので行ってよかったなと思います」と、コナー・マクレガーの所属ジムStraight Blast Gymで武者修行を行ったことで、フィジカルが足りないことに気付いたと答えた。