巨人23年ドラ2入団の27歳、150万円減で契約更改…ルーキー支配下5人で唯一1軍出場なし「心苦しかった」
巨人の森田駿哉投手(27)が6日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、150万円減の1350万円でサイン。けがに苦しみ1軍登板なしに終わった1年目の悔しさを糧に来季2ケタ勝利を目指すことを誓った。左腕は「キャンプからしっかりとアピールして結果を出して、開幕1軍に残りたい。その中で2ケタ勝つことができたら理想」と意気込んだ。 飛躍の1年にする。ドラフト2位で入団した今季は春季キャンプ1軍スタートも序盤に左肘炎症で故障班に合流。4月には左肘関節鏡視下クリーニング術も受けた。2軍では実戦登板を果たしたが、ルーキーでは支配下5人中最年長の左腕だけが1軍出場なし。「すごい心苦しかった。でもみんなが頑張っているので、負けないように来年は自分が一番結果出す」と燃えている。オフは「どこかにこもりたい」と雲隠れで鍛錬する予定。来季こそは力いっぱい腕を振る。(水上 智恵)
報知新聞社