パドレス松井裕樹、今季9度目登板で大谷ら相手に1回0封「厳しい打順だったが、なんとかゼロで」
◆米大リーグ ドジャース7―8パドレス(延長11回)(12日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) パドレス・松井裕樹投手(28)が12日(日本時間13日)、ドジャース打線を1回1安打無失点に封じ、4試合連続無失点とした。防御率1・08となった。 7―7の7回に3番手で登板。先頭の1番・ベッツをスプリットで空振り三振に斬ると、メジャー2度目の対戦となった2番・大谷には右翼線二塁打を許したが、最後は2死一、二塁から5番・マンシーをスライダーで空振り三振に仕留めた。 「直前に味方が追いついてくれたので、厳しい打順だったが、なんとかゼロで終われてよかった」と松井。大谷との対戦は「スプリットが甘く入ってしまった。ちょっと抜かれたような感じ。106マイル(170・6キロ)の打球速度が出ていたので本当に素晴らしいバッターだし、次は抑えられるように対策だったりしっかりやっていきたい」と振り返った。 この日で9試合目の登板。「(起用で)名前を呼んでもらえるのは非常にうれしいこと。今日も中継ぎ陣みんなゼロでつないでいたので、仲間だが、負けないように頑張りたい」と充実した表情だった。
報知新聞社