子ども3人以上でも「大学無償化」は難しい!? 3人未満世帯からも「不公平」「わが子は奨学金なのに」などの声が上がる理由とは
子ども3人未満の世帯から上がっている声
子どもが3人いたとしても満足に大学無償化の恩恵を受けられるわけではありませんが、子どもが1人または2人の家庭は、その恩恵にかすることもできません。子どもを3人以上育てる大変さは育児経験者であればわかるものの、それでも不公平感が拭えないのが正直な気持ちなのではないでしょうか。SNSなどネット上では以下のような意見が出ているようです。 ●なぜすべての子どもではないのか ●1人目2人目を対象にすれば3人産もうという人が出てくるのに ●学力に関係なく選び放題は不公平。無償化は国公立だけでよい ●多子世帯のために税金を払って、わが子には奨学金を借りさせるのか ●3人目から無償化にすればよい など
まとめ
子どもが3人以上いる多子世帯に向けた新たな大学無償化の案は、兄弟姉妹の年の差次第ではありますが、子どもが3人いれば少なくとも1人目については無償化の対象になる可能性が高いでしょう。ただ、子ども3人未満の家庭は「蚊帳の外」です。政府には、まずは子どもを1人持とうと考えられる人を増やす対策も行ってもらいたいものです。 出典 内閣官房 こども未来戦略方針の具体化に向けた検討について 内閣官房 こども未来戦略会議(第8回)議事次第 執筆者:佐々木咲 2級FP技能士
ファイナンシャルフィールド編集部