4月開設「FC今治高」で入試 学科試験なし、受験生主体
愛媛県今治市に4月開設する私立高校「FC今治高里山校」で20日、一般入試が始まった。同高はサッカー元日本代表監督の岡田武史さん(67)が学園長を務める。主体的に考えて仲間と助け合える人材を育てるため、地元企業と連携し働く現場に身を置くなど、学外で実践的に社会とつながる学びを重視。学科試験は実施せず、グループワークや面談をした。 試験は1泊2日。同校で学びたい理由などを題材にしたエッセーによる1次選考を通過した、県内外の15人が参加した。 今治市島しょ部の限界集落を維持する方法や、授業での生成AIの効果的利用などをテーマに討論。話し合いのルールなども、受験生らが自ら決めた。