佐々木朗希、レッドソックスとフィリーズにまだ獲得の目あり「これまで面談していないチームと、1月に面談する可能性」と米紙報じる
ロッテからポスティングシステムでメジャー挑戦を目指す佐々木朗希投手(23)の獲得レースに関し、脱落かと報じられていたレッドソックスとフィリーズの2球団にも、まだ目が残っていたと判明した。米紙ザ・リパブリカンが26日(日本時間27日)に報じた。 チーム関係者によると、佐々木側は今月、「1月に追加で(12月に面談しなかった)複数の球団と面談する可能性がある」と通達していたという。Rソックスのブレスロー編成部長は今週、「現時点で佐々木とミーティングの予定はない」と語り、同様だったフィリーズとともに「獲得戦から脱落か」と報じられていた。だが、ここに来て風向きが変わってきたようだ。 同紙は「佐々木側から『申し訳ありませんが…』という連絡を入れる日程は決まっていない。ということは、いつでも立ち止まり、どのチームと面談するかを考え直せる。獲得を目指す球団の当初のリストは、あくまで『当初の』ということになる」と、希望的観測を伝えた。 それでも手放しで喜ぶとはいかず、「とはいえ、最初の面談チーム群に加えられなかったことはRソックスにとっていい兆候ではない。特に、今季はブレスロー編成部長らが日本に飛んで佐々木を実際に視察したことを考えれば、なおさらだ」と付け加えた。 佐々木はこれまでニューヨークに本拠を置くメッツとヤンキースに加え、シカゴのカブスとホワイトソックス、さらにはレンジャーズ、ジャイアンツ、マリナーズ、アストロズの計8球団と面談したか、または面談の予定があると報じられている。また、大方の米メディアはドジャースとパドレスを有力候補に挙げている。佐々木自身は年末年始を日本で過ごした後、再び渡米する予定。契約交渉の期限は来年1月23日(同24日)となっている。
中日スポーツ