【EASL】広島がファイナルフォー進出に向けて大きな1勝!敵地で首位・桃園を下す[バスケ]
4Qは、スタートから互いにハードディフェンスを展開。そんな中、広島はハイローからNo.13エバンスがシュートを決めると、そのパスを出したNo.12中村が3Pシュートを射抜いて、開始2分で12点までリードを広げた。しかし、桃園はファウルトラブルのNo.69ジュンシャンが戻ってきたことで、リズムが良くなりNo.21ブラウンが連続得点。再び1桁差にされてしまう。 勢いに乗る桃園がボールマンへのプレッシャーを強め、広島のシュート精度は落ちたが、No.15河田チリジがリバウンドで存在感を発揮。No.12中村の3Pシュートにつないで再び2桁差にした。それでもホームの声援を受ける桃園は諦めない。No.69ジュンシャン、No.21ブラウンが3Pシュートを入れ返して、残り2分強で8点差となった。この勝負どころでターンオーバーも出た広島だが、なんとか守ると残り1分にNo.13エバンスが値千金の3Pシュート。11点差にすると見事にクロージングして84-73、ファイナルフォー進出に向けて大きな1勝を挙げた。 残り1分の3PシュートについてNo.13エバンスは「ビッグショットが必要なシーンでうまく決めることができた。とてもハッピーだ」と振り返った。本日は33得点、11リバウンドと大活躍だった。広島はまたNo.12中村が18得点、No.8ブラックシアー・ジュニアが12得点(11リバウンド)と3人が2桁得点を記録した。そしてリバウンドでは、51-41(オフェンスリバウンドは15-9)と上回ったほか、ターンオーバーは9(桃園12)とミスも少なかった。 直接対決で勝利したことでグループA暫定首位となった広島の次戦は、年明け1月8日にホーム(広島サンプラザホール)でのサンミゲル・ビアメン戦(現在0勝3敗)。さらに1月25日にはホーム(エフピコアリーナふくやま)で桃園とリマッチとなる。ファイナルフォー進出に向けて負けられない戦いは続く。