エアコンを24時間つけると高いので「サーキュレーター」を使っています。1ヶ月でいくら節約できていますか?
夏になり、だんだん気温が上がってくると「そろそろエアコンをつけようか」と思いはじめます。しかし、電気代が値上がりする中、エアコンをつけるのをためらう方もいるでしょう。 そのような場合にサーキュレーターを使って電気代を節約したいと考える方もいるかもしれません。 サーキュレーターは室内の空気を循環させたり、洗濯物を乾かしたりとさまざまな役割を果たします。今回はサーキュレーターをエアコンの代わりに24時間つけた場合、1ヶ月でいくら電気代を節約できるのかについて紹介します。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
サーキュレーターを24時間つけた場合の電気代
まずここではサーキュレーターを24時間つけた場合の電気代を計算していきましょう。なお、電気代は「消費電力(kW)×時間×電力料金単価(円/kWh)」で計算します。 今回サーキュレーターの消費電力は28W、電力料金単価は31円/kWhと仮定します。計算式に当てはめると、0.028(kW)×24(時間)×31(円/kWh)=20.8円程度となります。 ◆エアコンを24時間つけっぱなしにした場合の電気代 次にエアコンを24時間つけっぱなしにした場合の電気代を見ていきましょう。エアコンの場合は消費電力425Wの商品と仮定します。計算式に当てはめると、0.425(kW)×24(時間)×31(円/kWh)=316.2円程度になります。 ◆1ヶ月でいくら節約できる? 毎日24時間つけっぱなしにした場合、1ヶ月(30日)でサーキュレーターは約624円、エアコンは約9486円の電気代がかかる計算です。エアコンの代わりにサーキュレーターを使用した場合、1ヶ月でおよそ8862円もの節約となります。 上記の結果から、サーキュレーターの方が電気代を抑えられることが分かりました。
サーキュレーターと扇風機は違う?
サーキュレーターは、しばしば扇風機と混同されることが多いですが、扇風機と比較して下記の特徴を持っています。 ・空気を循環させる目的で使用できる ・スポットで強い風を当てられる ・コンパクトなサイズ感 扇風機は人が涼むことを目的に、広い範囲に柔らかな風を届けます。一方で、サーキュレーターは空気の循環を目的としているため、スポットで強風を当てられる特徴があります。 また、扇風機の場合は高さのある商品が多く見られますが、サーキュレーターの場合はコンパクトで持ち運びができるものがほとんどです。 そのため、涼を取りたいのであれば扇風機、室内の空気を循環させたいのであればサーキュレーターと使い分けがおすすめです。なお、消費電力においては両者に大きな違いは見られません。