前田健太が負傷で緊急降板! チームは8回にDH解除で外野手がマウンドへ上がる事態に…大量9失点で敗戦
タイガースの前田健太は現地時間6月5日(日本時間6日)、敵地でのレンジャーズ戦に先発登板。しかし、初回に2球を投げたところで負傷降板。チームは1-9で敗れた。 【動画】タイガース移籍初勝利!鋭く曲がる前田健太のスライダーを見よ! 球団Xの『Tigers PR』によると、「ケンタ・マエダは右側腹部の違和感で途中交代」と降板理由を説明している。 前田は先頭打者のマーカス・セミエンに初球91マイル(約146.4キロ)の直球でストライクを取ると、2球目にスライダーを投げた直後に、顔をしかめながら右腹部を押さえた。 ベンチからはA・J・ヒンチ監督やスタッフなどがマウンドへと向かい、2球の投球練習を行って本人は投げられるようなサインを送ったが、指揮官が大事を取って交代を決断した。前田は悔しさをにじませて無念の降板となった。 前田はウイルス性疾患で負傷者リスト(IL)入りしていたものの、5月24日のブルージェイズ戦で復帰を果たした。今季はこの試合までで2勝2敗、防御率6.25の成績となっていた。 試合は前田の後を引き継いだ2番手のジョセフ・ウエンツが3失点。その後もリリーフ陣が失点を重ねたタイガースは、8回途中でDHを解除してジャスティンヘンリー・マロイが右翼へ。右翼を守っていたザック・マッキンストリーがマウンドへ上がるという事態に。9失点で敗れている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]