去年3月、三重県松阪市でパトカーが追跡中の軽トラックに衝突した死亡事故で、警察は8日、パトカーを運転していた男性警察官を過失運転致傷の疑いで書類送検しました。 この事故は去年3月、松阪市垣鼻町の市道で、パトカーに追跡されていた軽トラックが電柱にぶつかり停止したところに、そのままパトカーが衝突して軽トラックの男性運転手（当時55）が死亡したものです。 三重県警はパトカーを運転していた松阪警察署地域課の30代の男性巡査部長について、男性にけがをさせた過失運転致傷の疑いで、8日書類送検しました。 県警はパトカーが軽トラックに衝突した事故と男性の死亡には因果関係はないとしています。 松阪警察署では適切な追跡をするよう指導を徹底し、再発防止に努めるということです。 また、亡くなった男性についても飲酒運転の疑いで容疑者死亡のまま書類送検されています。