U-19日本代表FW道脇豊、ベルギー2部ベフェレンへのレンタル移籍が決定! 契約には延長OPも付帯
チャレンジャー・プロ・リーグ(ベルギー2部)のベフェレンは22日、ロアッソ熊本からU-19日本代表FW道脇豊を獲得したことを発表した。 現在18歳の道脇はロアッソ熊本ジュニアユース出身で、ユース昇格後の2022年に2種登録されると、同年3月には15歳ながらリーグ戦でベンチ入りを果たした。シーズン終了後にはクラブ史上初の飛び級でプロ契約を締結。2023シーズンは2月に16歳でプロデビューを飾るなどJ2リーグで18試合に出場し、今シーズンもここまでリーグ戦9試合出場1得点、2024JリーグYBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 また、U-16から世代別の日本代表に選出されており、2023年にはAFC U-17アジアカップで5試合出場4得点をマークしながら優勝に貢献。U-17ワールドカップでも全4試合に出場し、2024年6月にはU-19日本代表の一員としてモーリスレベロトーナメントに参加すると、出場した4試合で1ゴールを記録した。 今月11日には海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームトレーニングを離脱することが発表されていた道脇。今回の契約は1年間のレンタルで延長オプションが付帯しているという。なお、同選手はビザの手続きが完了次第、クラブに合流予定となっている。 ベフェレンのゼネラルマネージャーを務めるボブ・ピーターズ氏は、道脇の獲得に際して以下の通りコメントしている。 「この若い選手をチームの中核に加えることができてとても嬉しい。道脇は高い技術力を持ち、ターゲットマンとしても優れた能力を発揮する才能あるフォワードである。これまで日本人選手は私たちのリーグにうまく溶け込んでた。道脇が完全に適応するには時間がかかるかもしれないが、私たちは彼のポテンシャルを強く信じている。彼が私たちとともにどのように成長していくのかを見るのが楽しみだ」 「このストライカーに興味を持っていたクラブはSKBだけではなかった。ベフェレンに来るという彼の決断を私たちは誇りに思う。彼が我々のチームの貴重な新加入選手となってくれると確信している」
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