松坂桃李、星野源と5年ぶり共演の「スロウトレイン」今夜放送!『麒麟の翼』土井裕泰監督の言葉が今も指標に
そして、演出の土井とはゆかりが深く、土井が監督、演出を務めた映画『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』(2011)やドラマ「この世界の片隅に」(2018)などに出演。松坂は「何作品もご一緒している縁の深い方です。初めてご一緒した「麒麟の翼」では、経験の浅い僕が阿部寛さんと対峙する芝居場がありました。撮影前日に監督からメールでいただいた「考えるな、感じろ」という言葉。今でも指標としています」と語っている。
東野圭吾原作の加賀恭一郎シリーズ9作目を映画化した『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』では、松坂が主人公・加賀(阿部寛)が捜索する事件被害者の息子を演じていた。なお、同作は今では実現不可能であろう豪華な顔ぶれがそろい、映画版のキャストとして松坂のほか中井貴一、新垣結衣、菅田将暉、山崎賢人(※崎はたつさき)、三浦貴大、劇団ひとりらが名を連ねていた。
なお、野木脚本については「読みやすく、言葉がスッと入ってきます。日常をリアルに細やかに切り取っている本で、共感しかありません」とその魅力に触れている。TBS作品では今後、松坂にとって日曜劇場枠(毎週日曜よる9時)初主演となる「御上先生」(みかみせんせい)が19日よりスタートする。(石川友里恵)