炎や光、佐賀の大通り輝く 佐賀バルーンフェスタ10月31日開幕
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31日に開幕する佐賀インターナショナルバルーンフェスタの前夜祭が30日夜、佐賀市の中央大通りであった。街路樹に取り付けた100万個以上のLED電球がきらめく中、大会関係者や海外から参加するパイロットを含めた約800人がパレード。観覧者は手を振り、カメラを向けて歓迎し、「いよいよ始まるね」と弾んだ声が響いた。 八幡小路交差点で式典があり、坂井英隆佐賀市長は「国スポ、全障スポの盛り上がりを、この大会につなげていこう」とあいさつした。 パレードは八幡小路交差点から佐賀銀行本店前までの700メートルほどを、手を振りながら歩いた。車に搭載した熱気球のバーナーが火を噴くと、詰めかけた観客から歓声が上がった。 今年、佐賀市に転居してきた会社員近藤海さん(42)は、妻莉乃さん(39)と長女で生後9カ月の美波ちゃんと来場。「バーナーが迫力あった。週末、バルーンを見るのを楽しみにしている」と話した。 大会は11月4日まで嘉瀬川河川敷を主会場に開催され、国内外から127機が出場する。市街地をLED電球で照らす「サガ・ライトファンタジー」は、来年1月13日まで実施される。(川﨑久美子)
川﨑久美子