井岡一翔が米国合宿から帰国「迷いなく戦い抜く準備ができた」
◆プロボクシング WBA、IBF世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王座統一戦12回戦 WBA王者・井岡一翔―IBF王者フェルナンド・マルティネス(7月7日、東京・両国国技館) WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)が23日、米国合宿から帰国した。「サラスさんと1年ぶりに合宿に行けて、スパーリング相手も食事の環境も良く、バッチリ過ごせた」とイスマエル・サラス・トレーナーとの充実した合宿を振り返った。 先月下旬から約1か月の合宿でサラストレーナーと来月7日に対戦するIBF王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)対策も話し合ったという。「戦略的な内容もたくさん話したが、最終的な戦い方も話せて、まだ日本でも調整があるが、何よりも迷いなく戦い抜く準備ができた」と試合に向けた自信を深めた。 米国合宿では27日に東京・後楽園ホールでプロデビューする吉良大弥(志成)もともに練習を行った。スーパーフライ級6回戦でコムサン・カエウルエアン(タイ)と戦う東農大出身の後輩を「最後の週にスパーもバッチリやってたし、デビュー戦なのに、ラスベガスの完璧な環境で、トレーニングと準備ができたという経験が何よりもでかい。状態も良いし、今後に関わる良い経験だったから試合が楽しみ」と期待を口にした。
報知新聞社