自民党愛知県連の当時の会長らが“不起訴” 政治資金収支報告書の不記載などめぐり市民団体らが刑事告発
自民党愛知県連の政治資金収支報告書に不記載などがあったとして刑事告発されていた、当時の県連会長ら5人について、名古屋地検特捜部は12月11日、不起訴処分としました。 【動画を見る】逮捕の前職は保釈後も雲隠れ…自民党派閥による裏金事件の『震源』愛知3区 政治への信頼どう取り戻すのか 自民党愛知県連を巡っては、おととしまでの5年間の収支報告書について、県内の党の各支部への支出と収入に不記載やウソの記載があるとして、ことし名古屋市民オンブズマンなどが当時の県連会長らを検察に刑事告発していました。 名古屋地検特捜部は11日、当時県連会長だった藤川政人参議院議員、丹羽秀樹衆議院議員と会計責任者の県議2人を「嫌疑なし」、事務担当者を「嫌疑不十分」で不起訴処分としました。 自民党愛知県連の丹羽秀樹会長は「しっかり訂正を行い、信頼を高められるよう努めていきたい」とコメントしています。