オリックス14年ぶり社長交代発表 トランプ政権でも「脱炭素へ世界の潮流変わらない」
金融や不動産事業などを展開するオリックスは、14年ぶりに社長が交代する人事を発表しました。 オリックスによりますと、来年1月1日付けで井上亮社長・グループCEO(最高経営責任者)は会長に就任し、髙橋英丈専務が社長・グループCOO(最高執行責任者)に昇格します。 井上社長は会長就任後も、当面の間はグループCEOにとどまるとしています。 髙橋新社長は横浜市出身、1971年生まれの53歳で、法人営業や不動産など幅広い分野を担当し、2011年からは環境エネルギー部門を担当しています。 環境問題をめぐっては、アメリカがトランプ次期大統領のもとで、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを後退させるという見方も出ています。 髙橋新社長は、「世界の潮流は大きく変わらず、アメリカが完全に後退することはないと思う」として、今後も再生エネルギー事業や環境事業などに注力していく考えを示しました。
テレビ朝日報道局