9月も油断禁物!東京都に900か所ある給水所「Tokyowater Drinking Station」で、熱中症対策を!
残暑といえどもまだまだ暑い日が続き、熱中症対策も引き続き必要とされるこの時期。ニッポン放送・前島花音アナウンサーが東京都水道局の「Tokyowater Drinking Station」の取り組みと、その現状について取材。東京都水道局サービス推進部の高田瞳さんと青柳祐輝さんに話を聞いた。
■Tokyowater Drinking Stationとは
Tokyowater Drinking Station(以下DS)とは、東京都水道局による給水所設置の取り組みであり、東京の水道水「東京水」の飲料促進や、それによる環境配慮行動の促進を目的とした事業である。青柳さんは「年齢性別、国内外問わず、多くの方に東京の水道水の安全性や美味しさを実感してもらえるサービスとなっています」と解説。いつでも冷たい水が飲めるDSは、今回前島アナが取材した国際フォーラム地上広場をはじめ、東京都水道局が設置した11か所と、区市町の施設や都営地下鉄の駅を合わせて、約900か所に設置されている。水道管と直接つながっているため、利用制限はなく、いつでもどこでも東京水を飲むことができる。
■具体的な利用方法は?
DSは、ボタンを押してそのまま水を飲むことができる「水飲み型」と、持参したマイボトルに水を入れて利用できる「ディスペンサー型」の2種類が展開されており、状況によって、利用方法を選択できるのも魅力だ。 ディスペンサー型の使用方法は、扉を開け、マイボトルをセットしたのちに、ボタンを押すという簡単なものとなっている。東京国際フォーラムに設置されているDSの機体には点字や英語、ピクトグラムで解説が書かれているほか、車いす利用者や小さな子どもが使いやすい高さのデザインが採用されており、夜間に役立つウェルカムライトの機能も設置されている。ウェルカムライトについてたずねると、高田さんは、東京都水道局の「おもてなし」だと笑顔でコメントした。
■マイボトルを持ち運ぼう!
環境配慮行動の1つとして、マイボトルの持ち運びが挙げられるが、DSは水飲み型、ディスペンサー型のどちらにも、冷水機が搭載されており、持参した容器に水を入れられるディスペンサー型では、冷たい水を持ち運ぶことができる。取材時にも、水筒や空のペットボトルに水を汲む方が見受けられた。前島アナもマイボトルへの給水を行い、「冷たくて美味しいです! 」と笑顔を見せた。